セラミックブリッジとインプラントについて違いを詳しく解説します。
セラミックで歯を入れる方法
セラミックブリッジと
インプラントの違いについて
セラミックブリッジ 料金
オールジルコニアセラミックブリッジ | 19,800円 (税別)×本数 |
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オールセラミックブリッジ | 23,980円 (税別)×本数 |
ジルコニアレイヤリングセラミックブリッジ | 59,800円 (税別)×本数 |
インプラント 料金
上部構造 (セラミック) |
120,000円 (税別)/本 |
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インプラント体 (埋入オペ) |
250,000円 (税別)/本 |
セラミックブリッジとは
セラミックブリッジとは、隣接する歯を支えにして欠損した歯を補う歯科治療法です。
この方法では、両隣の歯を削り、その上にセラミック製の「橋」を架けて欠損部分を埋めます。
セラミックブリッジの最大の利点は、見た目が自然で美しいことです。
セラミック素材は自然な歯の色に非常によく似ているため、治療後の見た目が非常に自然になります。
また、セラミックは耐久性に優れ、長期間にわたり良好な状態を保つことができます。ただし、セラミックブリッジを設置する際には、両隣の健康な歯を削る必要があり、この点がデメリットとされています。
ただし、
もちろん両隣の歯を触ることはデメリットですが、元々銀歯や古い被せ物が入っている場合にはまとめて綺麗に仕上げることができるのは大きな利点となります。
また、被せ物で歯並びを作ることもできるので、見た目や機能性に優れた仕上がりが期待できます。
インプラントとは
インプラント治療は、失われた歯根部分にチタン製の人工歯根を埋め込み、その上にセラミック製の人工歯を取り付ける治療方法です。インプラントの最大の利点は、自分の歯に非常に近い使い心地を提供することです。
人工歯根が顎の骨にしっかりと固定されるため、噛む力が自然な歯に近く、食事や会話において快適です。
また、隣接する健康な歯を削る必要がないため、残っている自然な歯を守ることができます。
しかし、インプラント治療は手術が必要であり、治療期間が長く、コストも高いことがデメリットです。
セラミックブリッジと
インプラントの違い
セラミックブリッジとインプラントの最大の違いは、治療の方法とそれに伴う影響です。ブリッジは隣の歯を利用するため、周囲の健康な歯に影響を与える可能性があります。
一方、インプラントは独立した治療であり、周囲の歯に影響を与えずに行うことができます。
また、インプラントは顎の骨と統合されるため、長期的な安定性と機能性を提供しますが、手術と高い費用が必要となります。
前歯に綺麗な歯を
入れたいとき
前歯の美しさは、人の印象に大きく影響します。 そのため、前歯に綺麗な歯を入れたい場合は、見た目の自然さと美しさが非常に重要になります。 セラミックブリッジもインプラントも、見た目の美しさに優れていますが、最終的な選択は個人の状況や好み、費用面にも依存します。
前歯の場合、セラミックブリッジで自然で美しい見た目を得ることが可能ですが、長期的な視点で考えると、インプラントの方が周囲の歯への影響が少なく、より自然な使用感を得られるため、選択肢として優れていると言えます。
インプラントは初期の費用は高くなりますが、長期的に見たときの耐久性や機能性を考慮すると、前歯の美しさと機能性を両立させるための最適な選択となる場合が多いです。
ただし、セラミックブリッジは周囲の歯もさわるため、古い詰め物や被せ物、銀歯をついでにまとめて交換できり、まとめて治療することで全体の歯の色や形を綺麗に仕上げることができるので、見た目を重視する場合はセラミックブリッジを検討するのもよいと考えられます。
奥歯に綺麗な歯を
入れたいとき
奥歯は噛む力が直接かかる部分であり、そのためには強度と耐久性が非常に重要になります。奥歯に綺麗な歯を入れたい場合、セラミックブリッジは見た目の美しさを提供しつつも、長期的な耐久性や噛む力への対応に不安が残る場合があります。
一方で、インプラントは顎の骨にしっかりと統合されるため、自然な歯と同等の強度を持ち、噛む力にもしっかりと対応できるため、奥歯の治療に適しています。
さらに、インプラントは周囲の歯への影響が少なく、長期的な口内の健康を保つことができます。
ただし、インプラント治療は手術が必要であり、費用や治療期間が長い点を考慮する必要があります。しかし、長期的な視点で考えると、インプラントは奥歯に綺麗な歯を入れ、かつ機能性を保つための優れた選択肢と言えます。
まとめ
セラミックブリッジとインプラントは、それぞれ異なる利点とデメリットを持つ治療法です。どちらの治療法が適しているかは、患者さんの口内の状態、治療に対する期待、費用面など、多くの要因によって決定されます。前歯の美しさを追求する場合も、奥歯の機能性を重視する場合も、それぞれのニーズに最適な治療法を選択することが大切です。
最終的な決定をする前に、専門の歯科医師と十分に相談し、自分にとって最適な選択を行うことが重要であると考えられます。