すきっ歯は、見た目の問題だけでなく、発音や噛み合わせにも影響を及ぼします。
セラミック矯正により、すきっ歯を改善すると、これらの問題を解決し、美しい笑顔になるでしょう。
セラミック矯正で
すきっ歯を治す方法
すきっ歯の改善
すきっ歯の治療方法
すきっ歯はほとんどの場合、歯が生まれつき歯が小さくて、お互いの歯がすいていることが原因です。隙間を埋めたい部位にセラミックを被せることで、連続した歯並びとなり美しくなります。
歯のサイズの調和を持たせることで自然な仕上がりとなり、さらに歯の色を変えることができるのでより美しくなります。また、発音も空気が抜けないのでしやすくなるのも利点です。
治療手順
【多数歯(4本~)片顎の場合】
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- カウンセリング+セラミックにする部位の仮歯の型どり
- ↓ 1週間後
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- 仮歯SET
- ↓ いつでも
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- 仮歯の形態修正(歯の長さや形を仮歯にトレース)
- ↓ いつでも
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- セラミックの型どり
- ↓ 1週間後
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- セラミック本SET
- ↓ 1週間後
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- 経過、問題なければ終了
- ↓
- 本数が多い場合は予備日として+1~2日みておく必要があります
【多数歯(4本~)両顎の場合】
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- カウンセリング+セラミックにする部位の仮歯の型どり
- ↓ 1週間後
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- 仮歯SET(上もしくは下)
- ↓ いつでも
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- 仮歯SET(上もしくは下)
- ↓ いつでも
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- 仮歯の形態修正(歯の長さや形を仮歯にトレース)
- ↓ いつでも
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- セラミックの型どり(片顎)
- ↓ 1週間後
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- セラミック本SET(片顎)
- ↓ いつでも
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- セラミックの型どり(片顎)
- ↓ 1週間後
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- セラミック本SET(片顎)
- ↓ 1週間後
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- 経過、問題なければ終了
- ↓
- 本数が多い場合は予備日として+1~2日みておく必要があります
※歯の状態により治療回数は前後するのでまずはカウンセリングからお願いいたします。
※遠方の場合、近隣歯医者さんで仮歯まで入れてきてからご来店いただけると 以下の工程が短縮できるので、治療回数が大幅に短縮します。
【多数歯(4本~)片顎の場合】→①~③
【多数歯(4本~)両顎の場合】→①~④
すきっ歯の原因と
それぞれの治療方法
すきっ歯とは、歯と歯の間に隙間が生じる状態を指します。美的問題はもちろん、歯並びや噛み合わせに影響を与えることもあります。
すきっ歯には様々な原因があり、それぞれに目的に沿って治療方法を選択します。
1. すきっ歯の原因
遺伝
遺伝が原因で、歯が小さい、または歯の数が少ないために隙間が生じることがあります。家族の中にも似たような歯並びを持つ人がいることがしばしばあります。
乳歯から永久歯への生え変わり
乳歯が抜けた後、永久歯が生えてくる過程で隙間が生じることがあります。
これは一時的なもので、時間が経つにつれて永久歯が整然と並ぶことが多いですが、まれに隙間が残存したままになることがあります。
舌癖や指しゃぶり
幼少期の舌癖や指しゃぶりが長く続くと、前歯に不自然な圧力がかかり、上の前歯が外側に移動して(下の前歯が内側に移動して)前歯に隙間が生じることがあります。
咬合異常
上下の歯が正しく噛み合わない咬合異常も、歯に余計な力がかかり、すきっ歯を引き起こす原因となります。
奥歯を何らかの原因で失い前歯で噛む癖が着いた場合に、前歯に不可がかかり外向きに歯が移動することに伴い、すきっ歯となることがあります。(フレアーアウト)
2. 治療方法
矯正治療
歯列矯正は、すきっ歯の最も一般的な治療方法です。ブラケットやワイヤー、クリアアライナーを用いて歯を徐々に動かし、隙間を閉じていきます。
治療期間は個人差がありますが、一般的には0.5年~1.5年程度かかることが多いです。
(約150,000~300,000円 ※カウンセリング必須)
ボンディング
軽度のすきっ歯であれば、ボンディング治療が有効です。これは、歯の隙間にコンポジットレジンを塗布し形成することで隙間を埋める方法です。治療時間は短く、費用も比較的安価です。(約1,500~10,000円/本)
ラミネートベニア
より審美的な結果を求める場合は、ラミネートベニアが適しています。これは歯の表面に薄いセラミックのシェルを貼り付けることで、形状や色を改善し、隙間を埋めます。
セラミックラミネートベニアは自然な見た目が得られ、長持ちするため、多くの患者に選ばれています。
(59,800円(税別)/本)
セラミッククラウンやブリッジ
隙間が大きい場合や、隣接する歯にも問題がある場合には、クラウンやブリッジを用いた治療が選択されることがあります。これにより、歯全体の強度を高めつつ、見た目も改善します。
(19,800円(税別)/本)
3. 予防とケア
すきっ歯を未然に防ぐためには、幼少期からの適切な口内環境の維持が重要です。
定期的な歯科検診を受けることで、早期に問題を発見し、比較的安価な小児矯正治療で対応することが可能です。
また、小さい子どもの指しゃぶりや舌の癖が歯並びに影響を与えないよう、注意を払うことも重要です。
4. 治療選択をするためのポイント
すきっ歯の治療方法を選ぶ際には、以下のポイントを考慮することが推奨されます。
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- すきっ歯の程度
- 隙間の大きさや歯並びの状態によって適した治療方法は異なります。矯正治療が必要なケースもあれば、簡単な審美歯科治療で解決する場合もあります。
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- 治療期間と予算
- 治療方法によっては長期間にわたる場合があり、また費用も大きく異なります。セラミック治療や矯正治療は時間とコストがかかりますが、永続的な効果が期待できるため、長期的な視点で考慮すると良いでしょう。
ダイレクトボンディング 1,500〜10,000円 耐用年数 1~5年 セラミッククラウン 19,800円/本(セミオーダーメイド)
59,800円/本(セミオーダーメイド)耐用年数 15年 セラミックラミネートベニア 59,800円/本(セミオーダーメイド) 耐用年数 15年 マウスピース矯正 100,000~300,000円/0.5年~1.5年 耐用年数 永久的 ワイヤー矯正 200,000~600,000円/0.5年~1.5年 耐用年数 永久的
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- ライフスタイル
- 日常生活を過ごしながらすきっ歯治療ができるかどうかも重要な治療の選択基準となります。
例えば、透明マウスピース矯正は社会人に人気ですが、仕事によってはマウスピースを規定時間つけることができない場合もあります。
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- 審美的要望
- どれだけ自然な見た目を求めているか、またどの程度の審美的改善を望んでいるかによって、選択する素材は異なります。
5. まとめ
すきっ歯は審美的、そして機能的な問題となります。原因は様々あり、それに応じた治療法が存在します。
治療を受ける際は、歯科医師としっかりと相談し、自身の希望に最も合った治療計画を立てることが重要です。
また、治療後のケアも忘れずに行い、長期にわたって健康な歯を維持しましょう。